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インド旅②

病院内での生活


病院の室内やお食事、患者としてどんなふうに過ごしているかをご紹介します。

一日のスケジュール


一日のスケジュールはこんな感じです。

6:00 ハーブティーが用意される
6:45 朝の回診
7:30〜 トリートメントと治療開始
8:00 朝食が配られる
13:30 ランチ
15:00 午後の回診
16:00 おやつタイム➕アクティビティ
19:00 夜の回診
19:30 夕食
20:00 ミーティング
22:00 消灯

基本的に、午前中にトリートメントと治療が終わります。

そのあとは暇な時間かと思いきや、「脈診の回診をします」とか「血液検査をします」とか必ず突然何かが決まってバタバタと急がされるのがインドならではらしいです💦

おかげで急な予定変更にも驚かなくなりました。

病院での食事事情


全部カレーじゃないの?と思われるかもしれませんが、毎回材料も味付けも異なり、とても美味しく飽きの来ないメニューな上に、食べ過ぎたり物足りなくなることがありません。

4時にはおやつタイムがあり、チャイも飲み放題。

食べてばかりのようですが、食後は必ず100歩歩く(ジャタパウリ)ことを習慣化するように言われます。

朝ごはん

チャイと一緒に出されるシンプルな朝ごはん。

チャパティを中心としたものが多い印象。

重すぎず負担になることなく、美味しく食べられるものばかりです。

小バスティの治療がある日はかならず事前に朝食を取らなければなりません。

翻って、大バスティの場合は朝食をとってはいけないというルールがあります。

毎日違う食事

毎日違うお料理がランチやディナーでサーブされ、その都度ホワイトボードにメニューが紹介されます。

この日のメニューは:

  • ジョワールバクリ
ジョワール粉と呼ばれる小麦粉と全粒粉、塩だけで作るシンプルで伝統的なインドのお料理。チャパティのような形状のパンです。

  • レンズ豆のご飯

  • コクムスープ
ガルナシアインディカというマンゴスチン科の果実で作ったスープ。

  • アマランサスの野菜料理
アマランサスの葉っぱを使った炒め料理で、塩味が効いたお料理です。

  • レモンのピクルス
このレモンのピクルスはチリソースも混ざっているのでかなり辛くて最初は食べにくいんですが、かなりクセになる美味しさです。

量はほどほどでも6味(甘・酸・塩・辛・苦・渋)が全て含まれているので満足感の高い食事です。

そして何より、体が整い心が満たされるようになると、無駄に飲み食いしなくなるということを感じています。

おやつ

おやつまで出ることにびっくり。

写真は柘榴と緑豆のサラダみたいなおやつでした。

おやつは毎日夕方4時頃にサーブされます。

美味しいチャイと一緒にいただいています。

アクティビティ


治療期間内は施設の外に出ることができませんが、その代わりに午後の治療がない時間帯を楽しく過ごせるアクティビティをたくさんご用意いただいたのでそれらを楽しんで過ごしています。

ブロックペイント

木型にインクをつけて布に押し付けてプリント柄を作っていくアートです。

シンプルな絵柄をつなげていくと、思いがけず素朴な風合いの素敵なスカーフやバックなどが簡単に出来上がります。

バラのバックはドクターの作品。上手✨

ワンゴリアート

インドで良く路上に絵が描いてあるのを見かけますが、ワンゴリアートというそう。

一般の家庭でもカメコなどで主婦が自分の家の玄関先に絵を描いて、家族の無病息災や家の繁栄を願うのが風習だそうです。

白一色で描く地域もあるそうですが、今回は思い思いにカラフルな絵柄を楽しみました。

また病院の玄関にはみんなで花曼荼羅を。

ガラスに映ると丸い曼荼羅に💐

戦争アート

物々しい名前ですが、単純なモチーフを使って描く黒板アートです。

私の作品はご覧の通り下手くそですが、みんなはすごく上手で、中には絵柄をオリンピック競技の描写で描いた人もいたりして、みんなの創造力に圧倒されました💦

マンガラゴル・少女たちのダンス

インドの女性の生活風景を、コミカルにダンスにしたショーと、一緒に踊れるダンスの会。

女の子たちの煌びやかな衣装と可愛さが炸裂でした。

インドの子供たちは本当に可愛いです。

ちなみに少女たちの真ん中に写っているのはこのツアー参加者最年少の4歳、マンタロウくんです。

お料理教室

インドならではのスイーツやお料理の作り方を教わりました。

調理器具類に目があって仕方なかった私は、この後多分インド式の圧力釜などを買ってしまうと思われます…

サリーのお仕立て

一人ひとり採寸してもらい、オーダーメイドのサリーを作ってもらいました。

くじ引きで布を決めたのに、みんなそれぞれにぴったりお似合いでびっくり🤩

私はこの真紅のサリー。

柄も素敵で自分にはぴったりのような気がしてます。

お気に入り!

でも一人できるのはかなり難しそう…

次のブログでは後半の治療と、いくつかのイベントに参加させていただいたお話などを載せる予定です😊